総あとがきなので長いですよ(笑)



この話は、「ある日、KANONの栞シナリオをクリアしたことから始まった」と言ってもいいかもしれません。

KANONについてはちょっとは知っていて、それからより多くの百合が見たくて、
よく分かっていないながらも、「読んでるうちに情報は入ってくるだろう」とか言う強硬手段でSSを読むなどやっていました(笑)
そのため、KANONについて、内容は大体は知っていました。

いえ、知っているつもりでした・・・。

ある日、KANONを手に入れ、そして本格的にできるようになりました。
その時なりゅーは「大体分かってるから、多分感動しないだろうなぁ〜・・・」とか思っていたんです。

しかし・・・・・・KEY、恐るべし・・・。

なりゅーは、栞シナリオをやっている時、感動しました、冗談抜きで震えていた記憶が・・・あれ、これは記憶違いか?(オイ)
とにかく寒気がするほどいい話、そう感動したはずです!

・・・完全に予想外でした。

理由は、最重要項目が情報として漏れていたことにあります。
その部分をきちんとした話として知ったことが、感動した理由でしょう。

そして、その祐一、栞をそれぞれ鈴凛、鞠絵と、自分勝手な妄想に置換して見ていました。
更に、それを勢いでミニSSとしてやってしまった。
これが始まりです。



当時、ミニSS、そしてクロスオーバーの作品は、やるつもりはまったくと言っていいほどありませんでした。
ミニSSは、短くてもちゃんとSSのページに置きたいと考えてるため。
クロスオーバーについては、分からない人にとってこれほど退屈なものもないかと思いますし・・・。

しかし、そんな考えを持っていたにもかかわらず、やってしまいました・・・(苦笑)

最初は、ちょこちょこっと要点だけ摘まんで軽〜くやろうと思っていた程度でした。
だからホントに最初の、プロローグとかは、ミニSSの小ネタ程度のものです。

しかし・・・意外と評判が良く、そして次を期待されてしまいました・・・。
更に、肝心のマイシス鞠絵演じる栞、『鞠絵栞』(←読み:マリエジオリ)が出てこなかった。
登場は連載3回目(細かく言うと『1月8日』の後編)からでした。

鞠絵栞の登場から、やっとはじめれる、この話。
そしてその時には・・・気がつけばミニSSとして連載を開始していました・・・。
ホント、いつの間に・・・(汗)


“KANONを知らない人には意味不明”とは言っても、そういう人にも楽しんで欲しい、そういう思いから話としてはきちんとさせたいと思っていました。
そうなると、話はちゃんと順序よく、矛盾の無いように作らなければなりません。
しかし、今度はどこをかいつまむのかよく分からなかったっ!!

ダメダメですね・・・(苦笑)

そして、“連載”と言う以上、落とすと言うようなことはあまりしたくありませんでした。

しかし、なりゅーの力量では下手にいじって、後々矛盾が生まれかもしれません。
また、時間的に下手にいじり過ぎる事もできませんでした。

だから・・・もう、ぶっちゃけほとんど写した・・・ただ単に『KANONをシスプリメンバーで百合として行なう』だけのものとなってしまいました(滝汗)

KANONで、栞シナリオをプレイしたことある人には、分かると思いますけど、
シス百合カノンは、ほとんど原作を写しているという暴挙でできています。

まぁ、祐一、栞のやりとりを鈴凛、鞠絵に置換、というのが目的ですし・・・

そのためギャグ要素をふんだんに入れました。
それでも、自分の言葉は3分の1以下・・・いえ、4分の1言ってるかも危ういです(汗)
・・・ええ、ホント悪あがきですね(自嘲)

なので、然るべきところから怒られたら撤去します。
もう、物凄く頑張りましたけど、これはしょうがないことですから・・・。、

原作は凄い感動話にもかかわらず、文字だけで生半可にやってしまっては、多分、原作の半分以下のモノだと思います。
そのくせネタバレ・・・しかもほぼ完全ガイドの(滝汗)
できるだけネタバレは防ぐよう頑張りましたけど、やはり時間の都合や後々の矛盾の防止のため、
正直、適当にあしらったり、一刻も早く作らなくなったりなどで掲載した話が多々あります。

実は、そんな話であるにもかかわらず、テキスト抜き取りと言うことは行なっていません。
全て手作業(?)です。
途中、そういうの使って「もうちょっと楽に作れるんだろうな・・・」とか勘付いていました(笑)
ところが、実は自分で手作業の方が色々な文章力としてはかなりプラスとなると思ったんです。
連載中、他のSSを書いてる時、それが身についていると感じました。(幻覚かも)
そこで、自分の力がつくという一種の言い訳考えで、このまま手作業でやると決めたんです。



最初にやろうとした時に、「ここはこのネタにしよう」っていう部分は、覚えてる限りはほとんどやれたと思います。
途中、「マイシスにカエルの丸焼きなんて・・・」とか思いましたけど(笑)

最初からやろうとしてた、言ってしまえば“予定してたネタ”は意外と少ないと思います。
後はノリで作ってました。
他のSSもそんな感じで作ってます。
ただ違うのは原作があるということだけです。(シスプリが原作とか言ったらミもフタもありません)

例えば、“ゲート”は予定していたネタです。
まぁ、そこまでやっちゃっていいものか、と迷いましたが・・・。
しかし・・・まさか“瘴気で腐った土”が最後まで出てくるとは思っても見ませんでしたけど(笑)

横になった鞠絵のぽつりぽつり紡ぐ言葉全てにツッコマすのは、既出ネタでしたけど(爆)是非やりたかったネタです。
ネタは同じでも、当然内容は違いますよ。

逆に“ちかピー”は、ノリでやったネタ。
勢いで亞里亞に言わせたらいつの間にか引きずって、とうとう“ちかピげ”にまで進化を遂げましたし(笑)

“たくあん”もそうですが、“たくあん”に至ってはタイプミスが始まりだったりします。
『TAKUSAN』の『S』を打ち損ねた時、『たくあん』と出て、「あ、これ使える」と思いました。
途中、かなり気に入ってしまい、最終的には徹底的にたくあんになってましたね(笑)



連載中、初期の頃から気をつけたことは、『壊しに順序をつける』でしたね。
これは他の作品にも気をつけていることですが。
上で、“ゲート”迷ったと言うのは、そこからくるものです。
最初の方で、力を出し過ぎる・・・つまり壊しすぎると、読み手にとっては、その壊れが基準になると思ったからです。
そうなると、それ以上の壊しが無い限り、読み手にとっては“相対的に大したものではなくなる”気がしました。

最初でやり過ぎてそれが基準になったため、なんだかネタ出しに大変そうだと感じた作品を見たことありますし。
(なりゅーがそう感じただけであって、実際はどうかは知りませんけど)
はじめは100のものが120なるより、はじめ10のものが30になる方が大きく感じませんか?
同じ20増えるにしても、前者はたかだか1.2倍に比べ、後者は3倍になってると言うことです。
それに、『自分が出せるのは200まで』というような制約をつけてくれれば・・・分かると思います・・・。

まぁ、完全に私見ですし、下手したら分かってもらえて無いですね・・・(苦笑)

他にも気をつけていたこともあった気がしますが、最後の方で忘れてやっちゃってるかもしれません(汗)
なんせ長かったですから・・・(しみじみ)

しかし、壊れた作品へとなっていったこと、ほとんど原作まんま、しかもそれをテキストのみで・・・更にはなりゅー好みの自己満ネタまで・・・。
そんなことをやっているため、途中で見放された感が恐ろしいくらいします・・・。
そんな不安を拡大させたのは連載中の感想がひとりだk(削除)



えっちぃシーンについては、やるかどうか迷いました。
大々的に意見を求めましたし(笑)

原作を見る限り、“やった方”の台詞で使いたかったものがあったんですけど・・・うちのサイトは基本的にえっちぃの無しですから。
まぁ、使いたかった台詞は原作を直接やって調べてください(笑)
分からない可能性大ですけど(えー)



『31日』は、書いている途中涙ぼろぼろ・・・泣きまくりました(苦笑)
やはり原作が素晴らしいからでしょう・・・。

・・・それをこんな馬鹿話に・・・KEYの皆様、ごめんなさい・・・。

でも、最初にKANONをやった時よりも感動していました(笑)
やはり情景をよく想像できた、より入れ込めた、それらがあったからだと思いますけど・・・。

他の作品にも言えることですが、自分で書いていると情景をちゃんと想像できる上に、感情移入もハンパじゃなく、
しかも、打っている間それの文ををじっくりと刻み込むようになるからだと思いますけど・・・。
書いてる内容はフザケタことなのに泣きまくってました(苦笑)
そのため、『31日』は個人的に入れ込みまくって行間隔とかも滅茶苦茶凝りましたから(笑)

問題は・・・読んでくれる人にはそれが無いってことですね(滝汗)
原作を知らなければ尚更・・・。
文字だけで、しかもサラッと読めちゃうため、そんな大した感動なんて受けていないと思うこと・・・(大不安)



KANONを知っている人、『笑って』→『ボケ』の変換は・・・・・・拙かったと思います(爆苦笑)(←ナンダコレハ)
でも、なんとなくその変換がしたくなりました。

・・・何故でしょう?

しかも、それでもぼろぼろ泣いてしまった自分は一体なんなんでしょう・・・?

文字だけでは、自分の感じた情景の30%も伝えれなかったと思います・・・。
なんせイラストとか音楽が無いですから・・・。

また、原作には無い部分、重要部分で飛ばした部分、特にラストの方では、完全に作ったような部分がありますね。
(原作を知らない人のネタバレを防ぐ悪あがきに細かく言いませんが)
意外と仕様です。
悪あがきな気もしましたけど・・・(汗)
寧ろネタバレ阻止失敗・・・(滝汗)

まだ全キャラクリアしてない、と言うかシス百合カノンの連載に当たって、プレイを中断してるんです。
いえ、なんとなく・・・。
だから、下手なことが書けなかった(矛盾が生まれるのを恐れた)ため、中途半端になってる気がします(汗)
まだ知らない最重要項目が眠ってるかもしれませんので・・・。

栞は誕生日が非常に重要な要素でした。(←これは言っちゃえ)
が、鞠絵とは違います。
なのでそれはかなり苦肉の策を取りました・・・自分でも分かります。



鞠絵編、と銘打っていますが・・・これは最初の頃は他のもやろうかと思っていたからです。
しかし、実際、かなり力を使い果たし・・・更には開放感に踊っております(爆)
なんせSSを書こうと思った時、「まず書き溜めとかなきゃ」となり、
そして書き上げると、SSを書く(というか文章を書く)気力が無くなるという事態は多々・・・って言うかしょっちゅうでした(苦笑)

一応、四葉編は軽く考えていたんです。
そのための改変要素も『1月9日』に入れてありるつもりですし・・・。
ただ、これを書いている現在、まだ四葉役の真琴シナリオはクリアしてません。

しかもやってることはかなりヤバイコトですし・・・。
モロネタバレ。

これ以上やっていいものか?
いや、そもそも鞠絵編自体置いておいていいものか!?(恐怖)



ともあれ、なりゅー初の長編連載の完結です!
例えほぼパクりでも!
原案考える手間省いてたとしても!

連載期間は約4ヶ月、尚且つ、総テキスト量は250KB以上!
でも原作者の人はもっと大変だったに決まってますけど(爆)
達成感・・・っていうか目標がなくなった虚脱感の方が大きいかも・・・(苦笑)
いえ、きちんと達成感もありました!!

終わった・・・そう、終わったんですね・・・。

カエルの丸焼きが好きな全身凶器の鞠絵とはこれでお別れかもしれないし、
もしかしたらいつかネタとしてまた出すかもしれません。

大変だったけど・・・本当に終わったんですね・・・。
SSに集中できる、と言う想いもありますが・・・やっぱり、ちょっと寂しくなりますね・・・。
やってることは危ないし撤去するかもしれないですけど。

最後に、こんな長くて、くだらなくて、そして、例え感動したとしても自分の力ではない様な、そんな馬鹿話を最後まで読んでくださった方々、
本当にありがとうございました!

そして、KEYの皆様ごめんなさい・・・。


更新履歴
H15・12/30:完成
H15・12/31:勘違い箇所修正


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