私には生涯をかけて愛したい人がいる……。
  しかし……そんな私の想いは禁じられたものだった……。
  なぜなら……私が愛したその人物は……私にとって妹に当たる人間だったからだ……。

 だけど……

「愛して…………いるよ……」

 例えそれが禁忌でも……
  私はこの想いを抑えるつもりなどない。
  例えそれが神の意に逆らう事になろうとも。

「……雛子くん」

  それに私は元々神などという者を崇拝などしてはいない。
  だから神に逆らうなどという事は私にとっては些細な事、

「フフフ……」

  その"神"であろうとも……私の想いを邪魔するのなら……容赦はしない……!

「フフフ……・うふふふ…………うふふうふふふふふ……」

  そう……この想いを……

「ひ、雛子くん……ハァハァ」

    スパコーン

「やめなさいっ!」











 

千影おねえたまの狂った日常

−そのいち はじまりのぷれりゅーど−













「アンタは"手作り雛子ちゃん人形"を抱きながら一体何をやってるのよ?」

  後ろから頭に軽い衝撃を受け、尚且つ、その同じ方向から私に対しそう言う声が聞こえてきた。
  私は、衝撃を受けた部分をなでながら後ろを振り向いた。
  そこには今私の頭をドツいた凶器であったスリッパを右手に持った私にとって姉に当たる人物である、咲耶くんの姿があった。

「…………痛いじゃないか……」

  目を細め軽く睨み、多少怒りを込めて叩かれた事を訴える。
  しかし、咲耶くんはそんな私の言葉を気にもせず、自分の言いたい事を言い始めた。

「アンタが普段から『雛子ちゃんラブ』なのは知っていたけど……まさかここまでとはね……」
「フ…………、こんな私を…………笑うのかい?」
「それを通り越して恐怖を感じてるわ」

  頭を抱えながらそう答える。

「あんたには羞恥心ってモノがないの?」
「羞恥心……か。そんなモノはもう捨てたさ……」
「なにかっこつけてるか知らないけど、やってる事はただの異常なロリ○ン行為でしょ?」
「だったら堕ちていこう……何処まででも……」
「もうこれ以上堕ちようの無いとこまで堕ちて何言ってんだか……」

  頭を抱える事につけ加え、肩を落としながら、ため息混じりにそう言う。

「あのねぇ、雛子ちゃんはあなたにとっては妹なのよ」
「そんな事…………分かっているさ 。だから…………妹として、精一杯可愛がっている」
「『雛子くん……ハァハァ』って言うのの何処が"妹として"よ!? そんな事ばっかやってると、追い出すわよ!」

  ちなみに私は今、訳あって咲耶くんの家に泊まらせてもらっている。
  私達姉妹は、普段は別々の家に住んでいるのだが、
  まぁ、ちょっとした事故があって私の家がボヤを起こしてしまった訳だ。
  そのため、しばらく自分の家には住めなくなってしまったので、
  こうして咲耶くんの家に泊めさせてもらう事となった。

「なら…………私は雛子くんの家に泊めさせてもらう事に……」
「ダメよ! そもそもそんな事して私の妹一人が被害者、妹一人が性犯罪者になるのはゴメンだから家で預かる事にしたんだから!」
「言ってる事が違うじゃないか……」

  まったく……この小娘が余計な事さえしなければ私と雛子くんのらぶらぶライフが約束されていたというのに……ッ!

「大体、そんな玩具に構ってるからボヤが本格的な火事になるのよ」

  ボヤを発見した時、私は必死で"雛子くんグッズ"を守る事に精一杯だった……。
 ちなみに全部手作り

「すぐに消火活動を行えばあそこまでひどくはならなかったでしょ!?」
「なら、君は…………雛子くんグッズと家と…………どっちかしか選べなかったら……」
「間違いなく家ね!」

  そう言ってから、愚問だ、と付け加える。
  やはりこの女は悪魔だ。

「とにかくアンタは危険すぎるのよ!」
「偏見だ……」
「一般見解よ!」

  一緒に住んでいないとは言え、咲耶くんは私達の中で一番の年長者。
  長女だけあって先のことを色々考えているようだが……私に言わせればただの心配性だな。

「そう言う訳だから今後しばらく雛子ちゃんに近づくの禁止」
「なんやってぇーーーッ!」

  おっと……私とした事が…………つい本性が(ぇ)

「しかし…………それは無理だね……」
「なんでよ?」
「今日…………既に公園に遊びに行く約束をしている……」
「い、いつの間に……」
「まあ、そう言う訳だから……」
「じゃあ雛子ちゃんに電話でドタキャン―――」
「お前の血の色は何色だァーーーッッ!!」

  なんてヤツだ……あの可愛い雛子くんの期待を、なんの慈悲も無く裏切れだと!?
  この女……もはや人間じゃない……人間の皮を被った悪魔だ!!

「なんでそれくらいで『人間の皮を被った悪魔』とまで言われなきゃいけないのよ!?」

 ……ッ!!

  こいつ……私の心を読んだのか!?

「アンタが思いっきり口に出して言ってんのよ!」

 …………。

  フ……私とした事が。
  ついうっかりやってしまったようだ……。
  いや、今はそんな事よりも、今日のおでかけが台無しになる事だけは避けなくては……!

「とにかく…………そこまで言うのなら…………こっちだって黙っている訳にはいかないな……!」

  そう言って私は一枚の写真をポケットから取り出した。

「なによそれ……」

  恐る恐る聞く咲耶くんの質問に答えずに、フッ、とわずかに笑った後、こう続けた。

「『さ、咲耶ちゃん……ダメですよ……誰かに見られたら……』」
「!!」
「『その時はその時よ……ああ、愛してる、かれ―――」
「わあああああああああああああああああッッ!!」

  叫び声を上げながら写真を奪い取るなり、咲耶くんが声にならない叫び声を上げみるみる青くなっていくのが分かった。


    ピンポ〜ン


  それとほとんど同時に、呼び出しのチャイムが家の中に響いた。

「お、雛子くんが来たみたいだ……」
「あ! ちょっ、ちょっと待ちなさいよ千影!」

  私は軽やかにスキップをしながら玄関へと向かった。






「やあ、よく来たね…………雛子くん」

  玄関のドアを開け愛する人の姿を確認するとそう爽やかに挨拶した。

「こんにちは、千影ちゃん」

  ああ……雛子くんが私に笑顔で話しかけてきてるっ!
  これ以上の幸福があるのだろうか!

「ちょ……待ちなさい千影! まだ話は―――」
「『ダメです……ダメですよぉ……咲耶ちゃ……ぅむっ―――』」
「ぎゃああああああああああああああああッッ!!」

  下劣な叫び声を上げて私の言葉を遮る……。
  フ……これで少しは懲りただろう。

「どうしたの?」

  雛子くんが可愛らしく首を傾げながら聞く。

「いや…………なんでもないさ……。さあ、行こうか」

  その可愛らしい仕草に欲情しながら、その気持ちを抑えつつ、

(まだ早いまだ早いまだ早いまだ早い……)

  雛子くんに手を差し伸べた。
























  私達は手を繋いで歩き始めた。

  ああ、最高だ……まさか"これ以上の幸福"がすぐにやってくるなんて……。
 雛子くんの子供ならではの柔らかさを持ったその掌に感じる艶かしい(?)感触は……
 …………
 ……ちょっとベタベタしているな……。
  けどそれがまた味を出しているッ!!(←頭のネジが1個外れた)

「ところで咲耶ちゃんどうしたの?」
「別に…………ただ、あの写真を見せただけさ……」
「ああ、咲耶ちゃんと可憐ちゃんがちゅーしている写真ね」

  そんなほのぼのとした会話(?)を交わしながら目的地へと足を進める。
  私達の向かう先は公園。
  そこに行きたいと言う雛子くんからの希望だ。

  まあ、別に私は何処でも良いんだ。
  君と居られるなら〜♪(←ネジ2個目)

「あら、雛子ちゃんに千影ちゃんじゃないですか」

  不意に後ろから声がした。
 この声は……

「あ、鞠絵ちゃんだ!」

  雛子くんの可愛らしい声が、私が振り向いてその姿を確認する前にそれの名前を呼んだ。
  そしてそこに見えたのは私の妹であり私の生涯最大のライバルの姿だった!!

「二人ともどこかにお出掛けですか?」

  ちぃッ!
  こんな所でこんな奴に会うなんて……ッ!!

  こいつは私から雛子くんを奪おうと、
  あらゆる手で雛子くんの心を掴もうとする悪の妖怪組織の一員、
  その名も病弱妖怪ミツアミメガネなのだっ!!(←ネジ3個目)

 …………。

 ……いけないな、最近雛子くんとの話題作りの為に見ている特撮番組影響が……。
  フフフ……しかしそれは私と雛子くんが似た様な思考に……つまりひとつの魂に回帰する事を意味しているんだ……。(←ただ精神年齢が下がっただけ)

「うん! 千影ちゃんと公園に遊びに行くの!」

  嗚呼、雛子くんはこんな輩にも笑顔で答えて……そんな君はとても素敵だ……。
  しかし雛子くん……こいつは私達の仲を引き裂こうとする悪い奴なんだぞ!(←被害妄想)

「そうなんですか? それは奇遇ですね。わたくしもちょうど公園に向かっていた所なんですよ」

  ほら見ろ!
  いきなり私達の邪魔をし始めたじゃないか!(←被害妄想)
  偶然にも私達と同じ場所にいくだと!?
  まったく……白々しいにも程がある!!(←被害妄想)

「そうなの? じゃあ一緒に行こうよ!」

  雛子くん……君は優しいから……そう言うと思ったよ。
  でも、こいつはそんな雛子くんの優しさを利用しているんだぁっ!!(←被害妄想)

「あの……千影ちゃん……? わたくしの顔になにか……?」
「別に……」






  結局、二人っきりの散歩道は、招かれざる者の介入によって台無しになってしまった。
  だが私に抜かりは無く、雛子くんとはしっかりと手を繋いだままだ。
  フフフ……この手をそう簡単に離してなるものか!
  Oh〜♪ 君をもう離さな〜い♪(←ネジ4個目)

「ねぇねぇ鞠絵ちゃん、今度またヒナにご本読んでね」
「ええ、構いませんよ」

  オリジナルソングを頭の中で流していたら、私の横でそんな会話を繰り広げていた。
  (↑備考=『この手を離さない』 作詞・作曲・編曲・歌:千影 脳内アルバム『HINAKO』のトラック6)

  この病弱妖怪の能力(スキル)は『ご本読んであげるね攻撃』!(←ネーミングセンスなし)
 "本を読む"という行為によって私の雛子くんを買収し、見事雛子くんの心を掴んでいるという、私にとって最も強大な敵だ!
  早速、能力(スキル)を使っての攻撃か!?(←被害妄想)

「でしたら今度わたくしの所に遊びに来て下さいね」
「いいの!?」
「はい、お客様は大歓迎ですよ」
「うっわぁーーーい! 楽しみだなぁーー!」

  何ィーーーッ!!(←千影です)

「ひひひひひひ雛子くん……!!」
「なに? 千影ちゃん」
「ほ、本くらいなら…………私が読んで……」

  く……そう簡単に上手く行かせる訳には……

「えぇ〜!? ヒナ、鞠絵ちゃんの方がいい!」
「ぐはぁッッ!!」(←千影です)



    ヒナ、鞠絵ちゃんの方がいい

    ヒナ、鞠絵ちゃんの方がいい

    ヒナ、鞠絵ちゃんの方がいい

    ヒナ、鞠絵ちゃんの方が好き

    ヒナ、鞠絵ちゃんを愛している……

    私、鞠絵ちゃんを愛しているの……
(←18歳の声で)



  何も無い密室に居るかのように、
  その言葉だけが私の頭に何度も響いた……。

  私のガラス細工のように繊細な心は、まるで血塗られた千のナイフが無慈悲に胸を貫き、切り刻み、引き裂いていく様な苦痛を伴い、
  哀しみと言う名の奈落の底へ堕ちていく絶望の輪舞が(略)

「まあ、嬉しい事を言ってくださるんですね」
「だって千影ちゃんの話し方っておばけさんが出そうで怖いんだもん 。 だからヒナ、ご本は鞠絵ちゃんに読んでもらう方がいいの」
「ありがとうございます、雛子ちゃん」

  楽しそうに会話をする雛子くんとミツアミメガネ……。
  よく聞き取れない……。
  だけど……私にはもうどうでもいい事だ……。
  愛する人を奪われたこの悲しみの前には……もう、どうでも……

「……? あの……千影ちゃん、大丈夫……ですか?」

  私から全てを奪った病弱妖怪が語りかけてきた。

「……・え・・さえ……」
「え?」
「お前さえ居なければぁぁぁぁああッッ!!」
「えええっ!!??」

  次の瞬間、私の手から放たれた魔力によって激しい光が辺りを包んだ。












「うぇ〜……目がちかちかする」
「いやだなぁ、雛子くん…………そんな"ちか"、"ちか"って呼ばないでくれ……。照れくさいじゃ…………ないか……」(←勘違い)
「あれ? 鞠絵ちゃんは?」
「鞠絵くんなら…………帰ったさ」
「ふぇ? いつの間に?」
「……私が帰してあげたんだ……」
「え? なに?」
「いや…………なんでもんない……。まあ、そのうち…………帰っているだろう」

  そう、しばらくすれば彼女は……帰っているだろうね……。

  無に……。←Σ( ̄□ ̄;)!?
























  邪魔者を滅した私達は手を繋ぎながらとうとう目的の公園の入り口までたどり着いた。
  手を繋いでいるのもここまでか……。
  少し……残念だな……。

「あ、今度は鈴凛ちゃんだ」

  手が離れ、雛子くんの温もりがまだ残っている手をくんくんぺろぺろしていると、雛子くんが公園の奥の方を指差しながらそう言っていた。
  指差された方向に目をやると、その場所には金喰妖怪マシンナリー・ショタ……じゃなくて鈴凛くんが立っていた。

「あれ? 千影ちゃんに雛子ちゃんじゃない」

  向こうも私達に気づいたらしくそう話しかけてきてた。

「あ、そうだ、雛子ちゃんちょっと来て」
「? なに?」

  鈴凛くんは雛子くんに近づき、その可愛らしい耳に羨ましくもそっと顔を近づけると、何かを囁き始めた。

「雛子ちゃん……千影ちゃんに何かされなかった?」
「聞こえてるぞー」(←千影です)






「まったく…………君まで…………私の想いを…………邪魔するのかい?」
「ただのなかよしこよしなら別にしないけど千影ちゃんの場合は病的なの」
「フフ…………君は真顔で冗談を言うのが上手いんだな……」
「いや、冗談じゃないんだけど……(汗)」

  最後の方はハッキリと言っていたがよく聞こえなかった。(←自分に都合の悪い事は無視するタイプ)

「そう言えば……来る途中、鞠絵ちゃんに会わなかった?」

  鈴凛くんがそう聞いてきた。
  ミツアミメガネの事か。

「うんとねぇ、ヒナたち、鞠絵ちゃんに途中であったよ。でもね……なんか帰っちゃったって……」

  その質問に、質問された私の代わりに雛子くんが親切にきちんと答えてあげた。
  ああ、君はなんて優しいんだ……。

「え!? そんなはず……」

  その雛子くんの返答を聞くなり、鈴凛くんは非常に驚いた様子になった。

「彼女が…………どうかしたのかい?」
「……うん。今日、外出許可もらえたっていうから、公園で新しいメカの試運転を見せてあげようと誘ったんだけど……」

  ほう、つまりミツアミメガネはそのためにここへ向かっていたと言う訳か。
 偶然にも私達と同じ場所にとは……
  いつの間に私達が公園に行くという情報を手に入れたんだ?(←深読みし過ぎ)
  まったく……油断も隙もない、彼奴は何処まで私達を邪魔する気だったんだ……!? (←被害妄想)

(備考=彼奴(きゃつ):他称の人代名詞。人を見下げたり親しい友をふざけて呼んだりする語 。あいつ。
     参考文献:旺○社 国語辞典 改訂新版 1965年 初版発行)

「鞠絵ちゃん、ずっと療養所でひとりだから……だからたまにはこういう風に外に出て、思いっきり楽しませてあげようと思ってたのに……」
「そうなんだ……」

  フフフ……しかし、彼奴はもう私達の邪魔をすることはできない……。
  無に帰るんだからな……。

「そうだよね、鞠絵ちゃんもいたら楽しかったのに……」

  私の雛子くんが悲しそうな声でそう言ってるのが耳に入った。

  雛子くん……悲しんで・・いるのかい?
  あんなヤツの為に……!?
  嗚呼、君はやはり優しいね……。
  その聖母マリアのような母性愛は、まるで神が世界を愛で包むかのような云々……(←注・神を崇拝してない人)

「ヒナ、なんかガッカリしちゃったな……」

  などと考えていたら、雛子くんのテンションは先程までとは比べ物にならないくらい下がってしまっていた。
  そ、そんな顔をしないでくれ……!
  君には、笑顔が似合ってるよ☆(←ネジ7個目)

「鞠絵ちゃん、あんなに楽しみにしてたのに……どうして……」

  鈴凛くんも雛子くん同様悲しそうに顔を俯かせる。

 …………。

「鈴凛くん……」
「ん、なに?」
「君は……鞠絵くんの事が…………好き・・なのかい?」
「うぇっ!? なな、なによいきなり!?」
「答えるんだ……!」
「そ、そりゃあ、アタシは好きだよ……鞠絵ちゃんの事」
「そうか…………そう・・なのか……」

  私は……彼女から愛する人を奪ってしまったのか……。

「って言うかみんなの事も同じくらい好き……って、千影ちゃん聞いてる?」

  愛する人と離れ離れになる……それがどんなに辛く悲しい事なのか……私には痛いほど分かる……!

「もしも〜し」

  まあ、あれも一応姉妹だし、消滅す(けす)事も無いだろう……。
  だか……これ以上私達の愛のランデブーを邪魔される訳にも……



…………。



 

     愛しあっている

      私←―→可愛い雛子
      ↓   ↑
   邪魔 ↓   ↑ 可愛い妹
      ↓   ↑
      ↓   ↑
     ミツアミメガネ←―――マシンナリー・ショタ

             好き


          ↓


        くっつく

 ミツアミメガネ←――→マシンナリー・ショタ


          ↓


     愛しあっている

      私←―→可愛い雛子
      ↓   ↑
 邪魔じゃ ↓   ↑ どうでもよくなる
 なくなる ↓   ↑
      ↓   ↑
     ミツアミメガネ―――→マシンナリー・ショタ

          メロメロドキュン☆





 …………。



「鈴凛くん」
「うわっ!?」
「鞠絵くんの事は…………君に任せよう……」
「な、なによいきなり!?」
「だから…………大切にしてあげるんだ……」
「ちょっとぉ、ちゃんと答えて……」
「もう他に目が行かないくらいにっ!」
「もしも〜し」
「特に雛子くんに!!」
「やっぱり結局そこに行き着くんだ……」



  私は親指と中指とを使ってパチンと指を鳴らした。

「うわぁっ! また光ったぁっ!」
「えっ!? なに!? なんなの!?」

  周りが先程と同じ様に再び光に包まれた。
  私の可愛い雛子くんと鈴凛くんが突然の事に驚きそんな声を上げていた。

「え! 鞠絵ちゃん!?」

  そして光の中心から鞠絵くんが出てきた。
  鈴凛くんはすぐさま、光の中で横たわっている鞠絵くんに駆け寄った。

「フ……命拾いしたね……鞠絵くん。鈴凛くんに…………感謝するんだね……」
「なにそれッ!? 千影ちゃんがなんかしてたのッ!!?」

  失礼な! 何かしたのは彼女の方だ!(←被害妄想)

「たすけて……たすけて……」
「えっ!?」
「くろいなにかが……くろいなにかがぁ……」

  辛くも無事にこの世界に帰ってくる事のできた鞠絵くんは、なにやらうなされているようだった。

「ま、鞠絵ちゃん、どうしたの!?」
「わたくしがきえていくーーーっっ!!」
「鞠絵ちゃんしっかりーーーッ!!」

 まあ、しょうがないな……
  なんせ、魂からその存在そのものが消える所だったんだから……。(←どう考えてもやり過ぎ)
  しかし……なんなんだ、鈴凛くんのその対応は?
  折角、愛する人との再会を果たしたというのに……なんて歯痒い……。

「ダメじゃあ…………ないか……。こう言う時は……」

  そう言って私は鈴凛くんの後頭部に右手を添えた。

「……へ?」
「こうするんだよ」
「えっ? えっ!?」

  右手に力を加えると、


    ―っ☆


「!!!!!!!」

  そのまま鈴凛くんの顔を鞠絵くんの顔に押し付けた。

「うわあああああああぁぁぁぁぁぁああぁぁッッ!!?!?!??」

  フフフ……鈴凛くん、叫ぶほど嬉しかったのかい?
  それは……何よりだ……。

「ななななななにするのよーーーっ!!」
「なにって…………サービス♪」(←千影なんだって)

  私は別に私の雛子くんにちょっかいさえ出さなければ、
  ミツアミメガネにも幸せになって欲しいと思っているさ。
  一応アレでも妹だし。

「うわ〜、鈴凛ちゃんも鞠絵ちゃんもなかよしさんだね☆」

  何より雛子くんが喜ぶッ!!(←結局そこに行き着く)

「二人とも……御幸せに……」
「おおおお幸せにじゃないよーーーっ!!」
「お幸せにー」
「ひ、雛子ちゃんまで……! どどどどうすんのよ……! あああアタシ、ま、鞠絵ちゃんと……」
「う、うーん……」
「あ、鞠絵ちゃん、目、覚ましたよ」

  フフ……偶然にも事を起こした直後に目覚めるなんて……まるで白雪姫と王子様だね。
  やはり君たちは運命に選ばれた恋人同士なんだな……。
  まるで私と雛子くんの様にッ!!(←ネジ8個目)

「ここは…………わたくしはいつの間に公園に……?」
「おはよう、鞠絵ちゃん」
「え? あ、雛子ちゃん……お、おはよう……ございます……」

  ミツアミメガネはなんだかよく分からないといった感じで私の可愛い雛子くんにおはようの挨拶を交わす。

「おはよう…………鞠絵くん」

  雛子くんがちゃんと挨拶を交わしたんだ。
  だから、私もしっかりと挨拶を交わしておく事にした。

「え? あ、千影・・ちゃん? えっと……おはようございます……」
「お、おはよ……鞠絵ちゃん……」
「はぁ……、おはようございます……」

  鈴凛くんもつられるように挨拶をして、鞠絵くんもそれに答える。
  どうやら、状況を呑み込めていないようだな。
  フフフ……しかし、世の中知らない方が良い事もあるさ……。
  自分が消えそうになったと言う事なら特に、ね……。

「あの……鈴凛ちゃん顔が赤いですけど……なにかあったんですか?」
「ううん! そそそ、そんなことないよ!」
「あったじゃないか…………目覚めのキ―――」
「それより鞠絵ちゃんの方こそうなされてたけど何かあったの!!?」

  鈴凛くんは慌てて私の言葉を遮るように大声で鞠絵くんに質問した。
  フフフ……さては照れくさいんだな……。

「ええ……わたくし、何か怖い夢を見ていたんです……」
「怖い夢?」
「黒い何かがわたくしを包み込んで……そのままわたくしが消えていく様な……そんな怖い夢を……」

  まあ、現実なんだけどね♪(←千影なんだってば)

「ところで鞠絵くん…………どうだったんだい?」
「どう……って、なにがですか?」
「鈴凛くんの…………唇の感しょ―――」
「わああああああああああ!! なんでもないなんでもないなんでもないのーーーっっ!!」












  その後、私は雛子くんと新しい門出を迎えた二人とで一緒に遊ぶ事となった。
  もちろん雛子くんの意向だ。
  じゃなきゃ私がそんな事言うはず無いだろう?

  鈴凛くんが作ったメカの試運転を披露したり、
  雛子くんが公園の遊具で遊ぶ所を見守ってたり、私もそれに参加したり、
  雛子くんが最近友達と何をして遊んだとか私の知らない雛子くんを教えてくれたり、
  鈴凛くんが何故か、私とあんまり遊ばない方がいいと雛子くんに言ってたり、
  それはどう言う意味だと聞いた鞠絵くん(←千影の事を知らない)に、さっき目が覚める直前の事を教えてあげようとして鈴凛くんに邪魔されたり、
 私も一応二人と会話したり……
 ……いいからささっと帰れっ!

「あ、わたくし、もうそろそろ時間が……」

  チャンス到来♪(←千影だってば)

「そうか…………じゃあ、送ってあげたらどうだい? 鈴凛くん」
「……でも千影ちゃんと雛子ちゃんと二人っきりにして大丈夫かなぁ……」
「大丈夫さ…………って言うか寧ろ二人っきりにしろ!」
「うん、明らかに危険ね」

  なんだか知らないがどうやら私達の邪魔をする気らしい。
  そう来るならこっちもただ黙っている訳には行かないな……。

「君達の仲だろう?」
「え? わたくし達の仲って……」

  私の一言に鞠絵くんの方が反応した。

「キスし―――」
「姉妹って事だよ!! 今すぐ送ってあげるよ!! 行こっ、鞠絵ちゃん!!」

  答えようとした私の言葉をまた力一杯遮る。
  本当に照れ屋なんだな、鈴凛くんは。

  しかし……なにはともあれだ……

  フフフ…………これで邪魔者はいなくなったぁッ!!(←千影なんだよっ!)
 これで私と雛子くんと二人っきりに―――

「Zzz……」

 …………。

  寝てしまっている……。
 折角二人きりになれたというのに……

 このままでは私の可愛い雛子くんが風邪を引いてしまう。
  だから私は後ろ髪を引かれる思いで、仕方なく今日のデートを終わりにし、私の家(←咲耶の家です)まで運んであげることにした。

「はぁ……」

  ため息をひとつ吐いて雛子くんを背中におぶる。
  やっとふたりきりになれたところで、私達のデートは終わりを迎えてしまったのだった。
























  私は家に(←咲耶のね)着くと、早速雛子くんをベッドの上に寝かせた。

「フフフ…………眠っている君は…………とても可愛いね……」

  私はベッドの上ですやすやと眠る雛子くんをただ見つめていた。

「おやすみ…………雛子く―――へぶァッ!!

  突然、私の顔をツインテールの12人姉妹の長女がドロップキックをかました様な激しい衝撃が襲った。
  その衝撃で床に倒れこんだ私は一瞬なにが起きたか理解できなかった。
  思わず衝撃の来た方向を見てみる。

「なんだ…………居たのか……」

  そこに立っていた者を見てそう言葉をもらした。
  そこにはツインテール総帥(←咲耶の妖怪名)が仁王立ちで、床に崩れた私の事を見下ろしていた。

「アンタ、今何しようとしたの!?」
「何って…………おやすみのキスさ……」
「明らかに唇狙ってたじゃないの!」
「明らかに唇を狙ったからね……」

  即答で答えた私の返事に顔をしかめる咲耶くん。

「あのねぇ、いくら可愛いったってアンタ達は女同士なのよそれがダメだって事くらい……」
「『咲耶ちゃん……ダメです……可憐達女の子同士なのに……姉妹なのに……』
 『だからどうしたって言うの? 女同士で愛しちゃいけないって……そんな事、昔の人間が勝手に決めた―――」
「わああああああああああああああああああああああッッ!!」

  慌てて私の言葉を大声で遮る。
  誰も聞いていないんだから別にいいだろう?
  まったく……鈴凛くんもだったが、どうして私の姉妹はこんなにやかましいんだか……。

「だ、大体、なんでここで雛子ちゃんが眠っているのよ?」

  咲耶くんは、多少動揺しながらも、話を切り替えるように私に聞いた。

「公園で寝てしまった…………だからここまで運んであげたんだ……」
「じゃなくて私のベッドをなんで勝手に使ってんのかって聞いてんのよ!」

  ちなみに雛子くんが今眠っているのは咲耶くんのベッドの上だったりする。
  そうしたのは私のベッドに眠らせたくなかったからだ。

「私のベッドは…………棺桶だろう」
「ええ、アンタはそのままそこで一生眠ってても構わないけど」

  今、私が言った通り、私のベッドは棺桶だ。
  その方が落ち着くし寝付きもいい。
  だからわざわざ家から持って来た。
  と言うより、それに雛子くんグッズを全部入れて燃えさかる家から避難したんだ。

「私の可愛い雛子くんが…………そのまま永遠の眠りについてるようで…………嫌なんだ」
「うん、まったくもって理由にならないわね」

  そういい終わるのと同時に咲耶くんが突然何かに気づいた様に真剣な顔に変えた。

「どうしたんだい?」
「……ちょっと待ってよ、公園から眠ってたって……まさかその間にもうすでに雛子ちゃんを襲ってたりとか……!?」
「しまったぁーーーッッ!」(←だから千影なんだよぉっ!)

  そ、そうだった……私とした事が……千載一遇のチャンスを……
  く……この千影、一生の不覚ッ!!

「……その様子だと、まだやってなかったみたいね」

  咲耶くんがホッと一息吐きながらそう言った。

「私を罠にはめるとは…………さすがだな…………ツインテール総帥」
「は? なんだって?」






「とにかく! 雛子ちゃんはまだ小さいんだから、勝手に唇奪っちゃダメよ!」
「……そんな酷なことはないでしょう」
「何処がよっ!? ってかアンタ誰よ!!?」
「自分は勝手に奪ってるくせ―――」
「と、とにかく、」

  誤魔化すかのようにまたもや私の言葉を遮る。

「大きくなった時、『ああ、ヒナのファーストキスはこんなヘンタイロ○コンなお姉様に奪われてたなんて……』
 って人生に絶望してリストカットしたらどうするの!?」
「そこまでする事じゃあ……」
「人によってはそのくらいの事でしょ!?」

  確かに、キスというものはそう言うものであることは確かだが……私達は愛し合っているから問題は―――

「誰と誰が愛し合っているって!?」

 …………。
 ……また、口に出してしまっていたようだ。

「大丈夫さ……」
「何が!?」
「手首を切るくらいじゃ…………人は死ねないから」
「そう言う問題じゃ―――」
「『咲耶ちゃん、ひどいよ……可憐、初めてだったのに……』
 『いいじゃないの……ただ唇と唇を重ねるだけ……減るもんじゃないでしょ?』
 『そ、そう言う問題じゃ……』
 『だったら何で抵抗しなかったの? 避けようと思えば避けれたはずでしょ?』
 『そ、それは……』
 『可憐ちゃんだって満更じゃないんでしょ? いつも見ているんだから……私には分かるわ』
 『さ―――」
「もういい! もう聞きたくないッ!!」

  耳を塞ぎ叫ぶような声で私の言葉を遮った。
  おいッ! 遮りすぎだぞッ!

「ふみゃ……」
「ほら見ろ…………君が大声出すから…………起きてしまったじゃないか」
「え…………あ……ご、ごめんね雛子ちゃん」

  まったくだ!
  可愛い雛子くんの睡眠を邪魔するなんて……悪魔の所業にも匹敵する!!

 …………。

「アンタ……一体何処まで知ってんのよ……」

  咲耶くんが睨みながら恐る恐るそう聞く。
  どうやら今回は口に出してなかったようだな。

「…………聞きたいかい?」
「……いや、怖いから聞きたくない……」
「大丈夫さ…………君が可憐くんの家に無理矢理押し掛けて…………ほにゃららを強要して…………ビンタで断られた所までしか……って、咲耶くん……?」

  咲耶くんは耳を塞いでどこかへ走って行ってしまっていた。












「すまないね…………咲耶くんがうるさいから…………君を起こしてしまったよ」
「ふみゅぅ〜……」

  あああああああ可愛いッ!! すっごく可愛いッ!!(←ネジ9個目)

  寝ぼけ眼(まなこ)を手で軽くこすっている動作が!!(←ネジ12個目)
  眠っている時に乱れた服装がッ!!(←ネジ17個目)
  寝ぼけて言葉になってない言葉を発している今の状況がッ!!(←ネジ24個目)

  究極的に可愛いじゃあないかァッッ!!(←ネジ、…………、本体分解開始)

「うわぁっ!!」

  雛子くんが突然何かに驚きそんな声を上げていた。

「……どうしたんだい?」

 蜘蛛やゴキブリでも……

「千影ちゃんのお鼻から大量の鼻血〜〜〜!!」












「フフフ…………すまないね…………驚かせてしまって」

  数分かけて鼻血を止めそう謝罪する。
  どうやら、今までの事で既にイッパイイッパイだった私の鼻の毛細血管がここに来て限界を超えてしまったらしい。
  お陰で雛子くんを驚かせてしまったよ。

「お詫びに…………本でも読んであげるよ」
「それはイヤ」

  即答で断られた。

「しかし…………このままでは…………私の気が収まらない……。とにかく…………なにか…………させてくれないかい?」

  本当に悪いのは起こしてしまったツインテール総帥だが、私はこれを利用しての雛子くんへのポイントアップを狙う事にした。

「ねぇ……じゃあ、代わりにいつものやって」
「いつもの?」
「おやすみのちゅー」
「なんだ…………知っていたのかい」

  どうやら眠っている間にこっそりと口づけている事はバレてしまっていた様だ。(←つまりもう手遅れだった)

「えへへ……ヒナね、千影ちゃんとちゅーするの好きなの」

  少し照れた様に上目使いで私を見ながらそう言う。
  ああッ! それがまた可愛…………っと、危ない……また鼻血がでる所だった。

「でも……ヒナが眠ってる時しかしてくれないんだもん」
「ああ…………君に知られるのは…………ちょっと恥ずかしかったからね……」
「女の子同士だから?」
「ああ……」
「でもヒナ、千影ちゃんとなら別にいいよ。
 だって、キスって好きな人とやる事なんでしょ?
 ヒナ、千影ちゃんの事スキだもん! ダイスキだもん!
 だから全然問題ないよ!」

  笑顔で嬉しそうに話すその口調から、本心を語ってくれてるという事が伝わってきた。

「じゃあ…………今度からは起きてる時にしてあげるよ」
「ホント!」
「ああ…………じゃあ……目を瞑ってくれ……」

  雛子くんは私に言われた通り目を瞑る。
  私は、それを確認すると、そっと雛子くんの唇に自分のそれを重ねた……。

 数秒間……そのままで、
 私は雛子くんの、雛子くんは私の、
 お互いの唇の感触をそれぞれの唇で感じ合い、
 そして唇が離れた。

「これで…………いいんだろう?」
「うん♪」

  私の好きな君の笑顔が……とても輝いている様に見えた……。
























「ふみゅぅ……」

  再び夢の世界へ旅立った雛子くんは、そんな言葉にならない寝言を口から漏らす。

「千影ちゃん…………・また……・・ちゅー……してね……」

  そして、途切れ途切れそんな寝言を言う。

「ああ…………いいよ……」

  眠っている雛子くんにそう答えた。

  ただし……誰も見ていない二人っきりの時にだけ、だがね……。
  そうしないと、周りの皆がうるさいからね……。

「ヒナは……千影ちゃんの事が……ダイ・・ダイ・・ダーイスキ……」

  もう一度、雛子くんの口からこぼれた寝言に答えた。

「私も……愛しているよ…………兄くん……」

  私が昔、彼女に対して使っていた呼び方で……。



  私は、また巡り会えた運命に感謝しながら、愛する人の隣で横になり、同じ様に夢の世界へと旅立つ事にした……。






…………






…………






…………






    ドグァッッ


「…………何をするんだ……?」

  腹に激しい衝撃を受け、胃の中の物を戻しそうになりながら(←そうは見えないけど)、私にその衝撃を与えた者にそう言った。

「それはこっちの台詞よ……」

  静かに言ってはいるが、その言葉に怒りがこもっているのは明らかだった。

「なんで私のベッド…………こんなに真っ赤な訳?」

  そう言われて、今まで眠っていたベッドを見下ろしてみる。
  なるほど、このベッドの持ち主の言う通り真っ赤だった。

  そう……鼻血で。

「答えなさい……」
「…………」
「…………」
「……雛子くんの…………所為さ……」
「人の所為にしない!!」
「彼女があまりにも可愛く、そして甘美な―――」
戯言ヲ抜カス時間ハ、モウ終ワリダ……!!

  鬼のような形相で睨み、男の様に低いトーンの声でそう一言発した。
  その後の事は…………よく覚えていない……。












  ただ、

「ふみゅぅ……千影ちゃん…………ダイスキ……」

  何も知らずに寝ている彼女の寝言はハッキリと聞こえたがね……。


あとがき

直月秋政さんの199番のキリ番リクエスト、ちかひな甘甘でした。
なりゅーは、自分のSSにしろ、日常生活にしろ「やり過ぎると却って逆効果になる」と思っているんですよね。
でもこの作品、色んな所でやり過ぎています(汗)
しかもリクエスト者である直月秋政さんが既に書かれている"ちかひな"と色んな所で被っている(滝汗)
だけど他に良いのが思いつかないのでそのまま行く事にしました…………最悪だぁ……(鬱)
勝手に"まりりん"、"かれさく"まで含んでしまってごめんなさい、誘惑に勝てませんでした……。
最後に、兄くんの方々、今までで一番千影を壊してしまって、本当に申し訳ありませんでした!!
……気の所為か、千影を登場させるとほとんど兄くんの方々に謝っている気がする……。


更新履歴

H15・9/17:完成
H15・9/18:リクエスト1回分取られるくらい誤字脱字修正(汗)
H15・11/13:タイトルを変更(と言うより追加)
H15・11/14:誤字修正
H17・3/15:大幅修正


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